空き家を探す

2025年03月13日
りえ

豆腐作り体験


美味しいお豆腐作ってきました〜!

前回の蕎麦打ちは田井地区振興協議会のイベントでしたが、今回は有志の方による豆腐作り体験です。
有志の方…田井地区には、『なんでもやり田井』という集まりがあって、月に一度、骨盤体操をみんなでしています。
今回はそのリーダーさんが豆腐作りを主催してくれました。

リーダーさん、作った豆腐で料理して、合いそうなおかず用意して、みんなでわいわい食べるのずっとやりたかったんですって。

豆腐作りを指導してくれるのは、雲南市からさらに山側に位置する奥出雲町にある『奥出雲とうふ・いしだ』さん!
店舗でも豆腐作りや湯葉作り体験をやってらっしゃいます。
 

大豆にもいろいろ品種があるんですね〜。
黒いの、白いの、緑いの、比べて見せてくれました。
今日作る豆腐は、白い大豆からとれた豆乳を使うようです。

それとにがりも用意してくれました。
にがりってなんだと思います?
実は、海水から塩の結晶をとるときにできる副産物なんだそうですよ!

豆乳とにがり、どちらも味見してみます。

豆乳、あまーい!
えっ、これで無調整?砂糖の入った調整豆乳のような飲みやすさ。
無調整豆乳特有の草臭さもありません。

けれど子どもたちは…どうやら口に合わない子も多かったようです。

講師のいしださん曰く、それが普通の子どもの反応だと。
歳をとるにつれて豆乳を美味しく感じるようになるんだとか。

次ににがり。
極々少量を、ぺろっと舐め…うぐぅっ!!
苦い!えぐい!海水飲んだ時と同じ舌のビリビリだ!
ふう、大変な目に遭いました。

いしださんが子どもたちに語りかけます。
「今日はね、まずいもん(豆乳)とまずいもん(にがり)を混ぜて作りますよ。どうなるかな〜」

待って、大人たちも、美味しいお豆腐のビジョンまだ見えてきません。
不安だ…でも豆乳は美味しかったしな。
いやしかしそこにまずいにがりを入れる必要性は…!?
 

そんなことを悶々と考えるうちに豆腐作りが始まりました。

もらったカップに8〜9割豆乳を注いで、大さじ1にがりを加えて、8回くらい時計回りでぐるぐる混ぜ…最後に反時計回りで1回転。
おしまい!

な、なんて簡単なんだ。
これでおぼろ豆腐が出来上がるとのこと。

されど侮るなかれ、豆乳の量とか、にがりの大さじの表面張力でたぷっと入れる量とか、混ぜ具合とかで、上手に固まったり、固まりにくかったりしていました。味もちょっとずつ違った出来に。

うまくいったものは、パックを逆さまにしても落ちてきませんでしたよ~!
 

そしたらこんなに美味しそうな定食を用意してくれました!
片付けと並行してみんなで作ったり、『なんでもやり田井』リーダーさんが家で作ってきてくれたり。
大豆を意識したメニューですね!?
ごはんが進む〜!

普段一緒に体操してるメンバーと、初めましての方と、賑やかに会話しながら自分たちで作った豆腐はおいしかったです。
 

豆腐は持ち帰りの分もありました。これもうれしい。

何にもつけず、そのままでもうまい!
甘みがすごいんですよね、そんで少量のにがりがいい塩味となって甘みを引き立ててくれるというか。

塩がけしても…うまーい!
生姜醤油は…間違いなーい!
湯豆腐にポン酢とごま油とキムチ…いけるぅ!

これ甘いのも合うんじゃない?
蜂蜜がけしちゃったりして…ちょっと待ってなにこのフロマージュ?杏仁豆腐?

蜂蜜がけすっごく美味しい!スイーツじゃん!!
豆腐の新たな可能性を知り大変気に入りました。

というかやっぱこれ、『奥出雲とうふ・いしだ』さんの豆腐がうまいんじゃないか??
どうやら店舗では豆乳スムージーも味わえるそうな。
あの甘い豆乳で!?
ぜったい美味しいじゃん!

我が家からは車で30分くらい。
また今度行ってみたいです!

以上、楽しい美味しいお豆腐作りレポでした。
 



【ライター紹介】
りえ。福井県の市街地出身。東京・神奈川で8年間過ごし、雲南市へIターン。
購入した古民家で、田舎暮らしを満喫せんと奔走中。
在宅のフリーランスで、夫婦2人暮らし。