この冬、全国的に寒波がきてますね。
冬っていつからいつまででしょう?
去年ひと冬体験してみて、雲南市のわたしの住む地域では11月〜3月まで冬だと感じました。
ならば4月は春かってーと、日中あたたかくなってくるし桜も咲くんですが、朝晩がキンと冷えるんですよ。4月もほぼ冬です。
え?6ヶ月?一年の半分冬?って思うじゃないですか。
それに雲南市の空き家バンク見てても、戦前の古民家や昭和の古家が多いですよね。
気密!断熱!を謳った最近流行りのハウス、新築じゃなきゃなかなか手に入らないじゃないですか。
我が家は築100年越えの古民家です。
この家でも去年ひと冬越せました。
…ほ、ほんとに越したのか?記憶が曖昧だ。
実は今年の寒波でも去年の最低気温にはまだ至っていないと、温度計の履歴見ていま震えています。
…と、書いている間に最低気温、記録更新しました。
今日は寒いはずだ!!!
というわけで、我が家の冬の過ごし方がどなたかの参考になればと、筆を取っています。
まずは雪の具合から…
我が家の標高は約200mです。
雲南市では、標高200mでもしっかり雪が積もります。
「地理院地図 / GSI Maps|国土地理院」で検索すると、標高の地図が見れますよ。
除雪車のありがたさよ…
除雪車がかいてくれるのは公共の道路だけなので、車庫から道路までのいわゆる“木戸道”は自分で雪かきが必要です。
「車幅だけ確保すると労力が控えめになる」って夫が言ってました。
雪かきには30分から1時間ほどかかるでしょうか。
インスタ見てると、三刀屋、木次、大東の街の方はここほど積もってなくて、やっぱうちは山なんだなぁと実感します。
ただいま夜の外気温は-5.2℃。
暖めてないキッチンの室温は0℃です。
冷蔵庫を開けるとちょっぴり温かく感じます。
こんな家なので、まずは冬のお籠もり部屋を決めました。
隙間だらけの建具ですが、襖と障子を閉めて6畳の和室を確保。
こないだ調べて知ったんですけど、襖や障子でも、ペアガラスの窓ガラスと同等かそれ以上の断熱性能があるらしいですよ…!
そして石油ストーブを置きます。
コロナの対流型です。木造なら13畳まで暖められるとのこと。
ですが、外気温がマイナスになる程の日はつけっぱなしでも暑くなることはなく、6畳でもちょうどいいです。
隙間だらけだからか…。
そのままだと暖気が天井へいくので、部屋の隅にサーキュレーターを鎮座。
天井に風を送り、部屋の空気をかき混ぜます。
首振りモードは使わない方が効率的らしいです。
畳の隙間から(なぜか畳に隙間があるのだ)どんどん冷気が上がってくるので、座布団と、簡易コタツに毛布をかけて凌いでいます。
去年はこれでよかったけど、今年は寒い…
敷き布団と掛け布団がある、ちゃんとしたテーブルのコタツがほしい…と思っているところです。
ちなみに、石油ストーブの灯油タンクは3つ所持しています。
2タンクなくなったら買いに行くサイクルです。
10日くらい保つかな?
通勤のないフリーランスの夫婦なので、大雪の日は家に籠るようにしています。
あとお風呂は偉大。
夕飯前に湯船につかって、冷えた足先から全身をあたためます。
この時間が最高に気持ちいい!
寒い日ほどお風呂がしみるね。
風呂上がりは電気ストーブにあたりながら服を着てますが、ヒートショック対策になっているでしょうか。
もこもこパジャマと、着る毛布を上着にしています。
靴下も2枚履き。
ふやふやになった身体で夕飯食べて、お風呂前に「強」にしておいた電気毛布で、ほかほかの布団に入ります。
顔面が冷えるので、ふわふわタオルを顔にかけて、全身包まれながら眠りに落ちる。
【ライター紹介】
りえ。福井県の市街地出身。東京・神奈川で8年間過ごし、雲南市へIターン。
購入した古民家で、田舎暮らしを満喫せんと奔走中。
在宅のフリーランスで、夫婦2人暮らし。