空き家を探す

2025年01月17日
たにべえ

Operation


こんにちは!!



いつもは「○○である。」とかいう文章でかっこつけているつもりの私ですが、



今日はそんなテンションで書いている場合ではない!




島根に来て6年、なんと人生で初めてのメスを体験しました!!



手術を体験しちゃったわけですわ。



というのも年明けのある日。



実家で豚のように転がっていた僕は鏡を見て自分の首元に吹き出物みたいなんがあることに気付きました。




しかし超絶長い年末年始と言われた今年の9連休の間に一向に小さくなる気配はなく、



母に「なんかコレ腫瘍みたいなんあるわ~ははは~」って言ったら



「粉瘤(ふんりゅう)じゃないん?それ。」


と言われた。



お世辞にも博識なタイプとはいえない母から馴染みのない病名が出てきたのに衝撃を覚えつつ


よくよく話を聞くと以前、父が似たようなしこりに気付いて受診したところ粉瘤だった。という経緯があったらしい。



父にも見てもらうと「たしかに俺のに似とるー!!」という確信にせまるコメント。チッ。



ちなみに私は病院が超嫌いで、捻挫とか突き指はもちろん、あばらが息を吸うだけで痛いという状態が1ヶ月以上続いた時も、


毎日市販の痛み止めだけでなんとかしたくらいには病院イキタクナイ族である。


しかしこれは見た目にも影響があるし、なんか悪い腫瘍とかだったら嫌だし…と思い、


仕事始めの日の午後、休みを取って病院に行った。


とはいえ、病院嫌いの私は病院の専門科に明るくないのでググったところ、


こういう腫瘍みたいなのは皮膚科より形成外科がええぞ。という情報を得た。



「形成外科って雲南にあるんけ。」と調べたところ、ヒットせず。



お隣の出雲市にあるじゃーん!!てことで、車で30分ほどの病院に向かった。
(こういう時に出雲とか松江近いのありがてぇと感じる。)


そして病院で下された診断は粉瘤でした(笑)。母すごすぎ。天才かよ。


先生的には「悪いものじゃないし取れって言われたら取るよ~♪」みたいなノリだったんですけど


「ほっといたらどうなりますでしょうか。」と聞いたところ



「オオキクナリマスネ…。」と言われたので1週間後に手術の予約を入れました。
(さすがに首元で育ってほしくない。)



母に粉瘤だったと報告すると「マジ!!」と喜びともとれる反応(笑)。


「やった!!予想が当たった!!」じゃないんよ。母よ。


私はというといくら簡易的な手術とはいえ体にメスを入れるのは人生で初めてのこと。


縫合も最後にしたのは、中学3年生の夏。



学校にある大型の扇風機に親指を突っ込んでぶち切れたとき以来。
(あれマジで痛かったし指無くなったと思った。)



ちなみに粉瘤については先生から説明を受けたんですが、



皮下に袋ができてそこに垢とか不純物とか溜まるやつみたいデス。




なんでそんなことになるん(笑)。



袋作って垢溜めるって私の身体遊び心ありすぎだろ…。なんしよんかマジ。



そんなこんなで30代のおじさんの1週間は光の速さで過ぎ去り、手術当日。



病院ダイキライ…イキタクナイ…な人間がここまでこじつけていることが奇跡すぎる。




名前を呼ばれて手術台みたいなところに寝転ぶ私。
(寝心地が非常に悪いです。)



首は敏感な方なので、←知らん


そこにメス入れるとか怖すぎる!!と思いながらいよいよスタート。



まずきつかったのが、首を切るので頭を下げるんですよ。わかります?



水平じゃなくて頭がぐっと下がって首の位置より下に来る格好に。
(ブリッジしたときみたいな感じな。)




なので!めっっっっちゃ「アタマニチガノボリマス(笑)。」



そんな中スタートした私の初オペ。



とりあえず麻酔。激痛かと思いきやそこまで痛くないじゃーん!!!



「それじゃ、麻酔聞くまで5分くらい待ちますね~。」



と、仰向けで無の時間5分。え…。


「あっれれー?今日までの1週間よりこの5分の方が長く感じるぞー?」とか思いながら天井を見つめる私。




5分後、いよいよスタートいうことで手術は20分くらいで終了。まっっったく痛くなかった!!!麻酔すごい!!!

手術台を降りるとき、首を動かしていいのかわからずキモイ動きになる私。


見かねた看護師さんが「普通に動かしてもらっていいですよ~」と一言。


「アア…ソウナンデスネ…。」と私。

なぜかカタコトな私を看護師さんは聖母のような目でほほ笑みながら見送ってくれました。



終了後はお薬をもらって帰宅。



その日は飲酒、入浴、運動は控えてねということだったので、



頑張った自分へのご褒美にから揚げを作りました。(何かを成し遂げた後の飯はうまい。)



麻酔が切れた後も若干の違和感はあるんですけど、そんなに痛みもないので安心。




1週間後には抜糸して傷跡の経過観察をしていく感じです。




ということでわたしの初オペは島根で。ということは一生忘れられない思い出となりました。




でもやっぱり病院はイキタクナイ。



トテモキライデス。



ちなみに予想が当たって喜んでいた母からは



手術を心配する連絡は一切ありません(笑)。



みんなも自己診断は危険なので病院イコウネ!!



今年はこれ以外で病院いくことありませんように!!!




おわり
 


【ライター紹介】
たにべえ。元転勤族。
2019年広島から雲南に移住。
田舎って変だなぁと思ったことを文章にしています。