上國料萌衣さんが卒業を発表しました。
こんにちは。たにべえです。
超インドアの僕はアウトドア、ウインタースポーツにまったく興味が無く、
虫や草も好きではないので、
今年の冬もサブスクで色んなものを見まくる年末になるんだろうな~と思います。
同僚にはNetflixで配信されている『timelesz project』を観た方がいいと死ぬほど推されています。
今二次選考が終わったところまで観ました。
今の時期はM-1グランプリがあったり、観るものがありすぎて困っています。
令和ロマン強すぎたね。
今日のコラムは、人口3万4千人の田舎に移住して6年目の中年が、
いつも元気やパワーをくれる遠く離れたアイドルへどのようにしてエールを送っているのか。
という話です。
タイトルを読んだだけでも死ぬほど興味のない層がたくさんな内容になりそうですが、
移住を検討されている方の中には推し活してる方もいるでしょう。
そんな方が田舎に移住したら推しの活躍が見れない環境だった。なんてギャップを感じないように
田舎での推し活事情について触れるコラムがあってもいいのでは、と思い筆をとっています。
それでは、どうぞ。
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11月末日。
その日は、僕が好きなハロー!プロジェクトに所属する女性アイドルグループ『アンジュルム』の川村文乃さん(かわむー)の卒業コンサート(卒コン)でした。
これまでの人生でアイドルというものをきちんと推した経験のない僕。
今年の10月に広島県福山市で行われた『モーニング娘。24』のライブに参加したのが人生初。
マジで言葉が出ないほどに感動しました。
30代になっても新しい体験をするというのは素晴らしいことやなと思います。
(そんな広島県福山市へは、雲南市から無料の高速道路を使っていけば2時間ちょいで行くことができます。)
今回の卒コン会場は日本武道館。
平日の開催ということもあり、現場へ向かうことはできませんでした。
しかし、遠く離れた地方の我々にもできることはある。
それがライブビューイングというものですね。
島根での上映を調べたところ、
お隣の出雲市でやっているじゃあないかっっっ!!!
これは行かねば。と思い、さっそく有給休暇を申請。
そしてチケットの手配。
卒業の日を迎えたくない想いと、人生初めてのライブビューイング楽しみ~という気持ち。
なんだか複雑な気持ちを抱えたまま、その日を迎えました。
雲南市から出雲市へは車で30分ほど。
こんな田舎に住んでいても、ライブビューイングで卒コンに参加できる環境はシンプルに素晴らしい。
ライブビューイングはペンライトの持ち込みが可能。と聞いていたので上映開始と同時に抜刀。
まわりの席の方々も巧みなカラーチェンジを披露していました…。
声は出せないけど高揚感が伝わってくるような会場の雰囲気…。アツい…。
新参者の僕も推しメンのカラーや、かわむーのカラーで会場を彩りました。
今回の卒コンは、かわむーがアンジュルム卒業と同時に芸能界引退ということが決まっていたので、
ペンライトを握る手には力が入りました。
前述したとおり、めちゃインドアの僕は平日のお家時間にライブDVDを見ながらペンライトを振り回し、ダンスやコールの練習をしています。(ご近所の迷惑にはならないように心がけています。)
今回はライブビューイングだったので声を発することも踊ることもできませんでしたが、
今にも体が動き出しそうでした。
ずっと座ってた自分を褒めてあげたい。
そして、卒コンということもあり、
目には涙、涙、涙。
笑顔でお別れをしなければと思いつつも、涙。
隣の席の方も涙。会場全体も涙。
鼻をすする音が響き渡る。
ちなみにライブビューイング会場には30名くらいの方がおられた気がします。
(もっと少ないのかと思ってたら想像より多くてよかった…!!)
仕事終わりや僕のように有給休暇を取って駆けつけた同志のみなさまと、涙。
そうして時間が消し飛んだかのようにあっという間にかわむーの卒コンは幕を閉じ、
大きな喪失感を抱えながら車で30分の帰路についた僕。
ライブビューイングの余韻を感じたかったため車内はあえての無音。
かすかに耳に残っているような気がする彼女たちの声。
島根まで届けてくれたひとつひとつの音、想い、そして愛とともに帰宅しました。
(ごめんなさい。表現含めてキモさが全開かもしれません。)
それが11月の出来事。
からの…先日の上國料萌衣さん(かみこ)の卒業発表。
来年の春ツアーでの卒業。
『アンジュルム』に限らずアイドルグループというのは加入と卒業を繰り返していくので、
いつの時代も最強『アンジュルム』で頑張ってくれるのはわかっているんですが、今からとても寂しい。
ただメンバーが決めたことなので、応援したいと思います。
そして、これからも僕は島根からできる限りの微々たるエールを送り続けたいと思います。
ということで、田舎に住んでいても推し活は可能でした。
(少なくとも雲南市からはライブビューイング会場が近いです。あと広島公演を飛ばさない推しであれば現場にも行けます。でも広島は飛ばされがちなので、飛ばされたら大阪行きましょう…。車で4時間…。)
という話でした。
あざした。
おわり。
【ライター紹介】
たにべえ。元転勤族。
2019年広島から雲南に移住。
田舎って変だなぁと思ったことを文章にしています。