10分ほどで木次駅に到着。
会場であるチェリヴァホールは木次駅の目の前なので、スムーズに会場へ向かうことができました。
今回木次線で来場した人にはプレゼントがあるとチラシに書いてあり、それも乗車の理由のひとつでした。
プレゼントの中身は木次線の駅名や木次線を走る列車が描かれたマスキングテープと、ラッピング列車が描かれたハガキ・マグネット・シール。
子どもが大喜びでした。
会場で出迎えてくれたのは、前回もあったプラレール。
これ、生で見るとかなり迫力があります!
子どもがニッコニコでプラレールを眺めている。
離れない。ずっと見ている。
そんな我が子の様子を眺めながら、
家でこれだけのものを作ろうと思ったらどれだけ時間がかかるだろうか…。
いやその前に家にあるレールだけじゃ足りないか…。
家にあるレールをあるだけ使って、我が子をすごい!と思わせたいな〜なんてぼんやり考えてみたり。
そして巨大ジオラマ!
こちらは木次線の代名詞と言っても過言ではない、『三段式スイッチバック』をジオラマにしたもので、なんと手作りだそう!
※スイッチバックとは…
列車が急勾配を登るため、進行方向を転換するジグザグに敷かれた鉄道線路のことを『スイッチバック』と言う。JR木次線ではJR西日本で最も標高が高い駅へ向かう際、列車がZ字型に方向転換しながら運転する方法で登る全国でも珍しい(もしかしたら木次線だけ!?)『三段式スイッチバック』になっている。
この三段式スイッチバックをNゲージのトロッコ列車おろち号が走ります。
昨年度で運行終了したおろち号がジオラマ版スイッチバックを走る姿は、ファンにはたまらないことでしょう。
プラレールは子どもが夢中になっていましたが、このジオラマは子どもだけでなく大人も夢中になって見ている様子。
そんな大人に混じって、我が子も夢中になってジオラマを覗き込んでいました。
そして帰りの列車の時刻が近づいてきたので、木次駅へ…。
帰りも事前に調べていた列車に無事乗車。
(これを逃すと2時間後でした。ひゃー…。)
なんと帰りはラッピング列車!うれしい〜!
反対方向の列車もラッピング列車で、並んでいる姿を写真に収めることができました。
わたしたちはピンク色のラッピング列車『さくら』に乗車。
行きも帰りも列車内では子どもが大興奮。
「見て〜!車追い越したよ!あ、追い越された!」
「踏切がカンカン言っているよ〜!」
「おお〜〜〜い!(人に向かって手を振りながら)」
列車に乗っているだけでこんなに楽しんでくれるなんて。
こうやって木次線に乗車することは、家族にとっても大切な時間になりました。
木次線まつりとか関係なく、日常的に乗車していきたいな。
皆さんもぜひ、木次線に乗車してみてください♪
いつも通っているあの道も、普段とは違う景色が楽しめますよ。
【ライター紹介】
りなぴ。うんなん暮らし推進課 定住企画員。
松江市出身、愛知県での修行を経て雲南市へ孫ターン。
148cmの身長からは想像できないが、狩猟免許を所持するハンター。