空き家を探す

2024年10月07日
りなぴ

秋の一大イベントといえば、やっぱりアレだよね!?




日曜日を迎えるまでずっとソワソワしていた。

毎日のように天気予報を見る。
日曜日は雨予報。なんてこった。そうだ、わたしは超絶雨女だった。

そう、日曜日には待ちに待ったあのイベントが開催されるのだ。



地区の運動会が!!!!!



以前もコラムで運動会に関する記事を作成したが、とにかく運動会ガチ勢のわたし。
運動会が中止になれば今年の悲しい出来事ベスト3に間違いなくランクインするだろう。
なんなら他の悲しい出来事が起こった記憶がないので(基本ポジティブ)実質今年の悲しい出来事1位になるだろう。

それくらいわたしにとって運動会とはかけがえのないイベントなのだ。

なのに天気予報は雨。
月曜日の時点では「今週ずっと雨だし、グラウンド状況も悪そうだから開催できないのでは…?」という不穏な雰囲気が流れていた。

子どものようにてるてる坊主へ祈る日々。
するとどうだろう、日曜日がくもり予報に変わっているではないか!!!

金曜日の夜、最終ジャッジが下った。
「運動会は開催!!!!!」



開催!!!!!!!!!!!!!


 

日曜日、運動会は無事開催された。
しかもくもり予報だったのに晴れている。なんなら暑い。
心配されたグラウンドの状況も特に問題なく、思いっきりプレーができそう。

今回も競技は老若男女関係なくできる軽スポーツで。

以前わたしが語りに語ったモルック(詳しくはこちらのコラムで)も新競技に選ばれた。
モルックはルールが複雑だが、かなり盛り上がる。

一番盛り上がったのは、1m四方の敷物の上に何人乗れるかを競う『花のステージ』という競技だ。
女性チーム、男性チーム、子どもチームに別れて人数を競う。
それぞれのチームが戦略立てて敷物に乗っていく。
女性陣は外側から支えていき、男性陣は内側から引っ張ってく。
子どもたちには戦略などない。とにかく乗っていく。

勝者は子どもチーム。戦略よりも、サイズ感だった。



 

この日は事務局みんなでお揃いのTシャツを初披露。
地域の偉人、永井隆博士の言葉「平和を」をバックプリント。
しかも地域で活躍する事業所で作成。
素晴らしい地域愛。感動すら覚える。



そんなこんなで無事運動会は終了。
あ〜、今年も楽しかった!





高齢化・人口減少の中、運動会をする意味を考える。

地域の人たちの顔を見る場、元気か確認する場。
となり近所の人を確認して災害時に助け合う意識を再確認する場。
人が集まり、楽しくおしゃべりするきっかけとなる場。

あくまで運動はついで。地域の人たちの寄り合いの場をつくることが大切かな、と。

「めんどくさいよね」という声もあるけれど、災害の経験や高齢化を目の当たりにすると、運動会に限らず地域の行事を続けていく必要性を感じている今日この頃。



どこの地区もいろいろな意味を考えて、それぞれの在り方で企画しているんです。

みんな、地区の運動会参加しようね!!!



 



【ライター紹介】
りなぴ。うんなん暮らし推進課 定住企画員。
松江市出身、愛知県での修行を経て雲南市へ孫ターン。
148cmの身長からは想像できないが、狩猟免許を所持するハンター。