空き家を探す

2024年09月26日
あい

つかみどり!


夜になると鈴虫の合唱も聞こえるようになり、なんとなく秋に近づいているのか?と思う今日この頃ですが、今年の夏も本当に暑かったですね。
 
少し前ですが、我が家は少し涼しい行事に参加してきました。
 
鮎のつかみどりです!
 
この夏、雲南市では私が知る限りで少なくとも4ヶ所鮎のつかみどりが開催されていました。
 
そのうちのひとつに参加してきました。
 
昨年初めて参加したのですが、そこはいきなりつかみを始めるのではなく、雲南市に流れる赤川、斐伊川の生態系や、家庭から出る水の流れについて事前に専門家の方がお話をしてくださいます。
 
どうやら毎年同じ話のようで、昨年初めて参加した際に、5年生の女の子が「これ毎年同じ。毎年参加してるから覚えちゃったよ。」と言っていました。
 
お話される方も「1年に1回だけのことだから今年も聞いてね。」と、おっしゃっていました(笑)。
 
覚えちゃうほど、自分の住んでいるまちの自然についてお話を聞けるなんてすばらしいじゃないですか!私が子どもの頃に住んでいたところでは、そんなのなかったぞ〜!と、私は感心しました。
 
そして肝心の鮎の掴み取りはというと…
息子、6匹ゲットしました!
……網で。
つかみどりじゃないんかいっ!!
(小さな子どもたちは、掴み取りが難しいので網もOKにしてくださっています。)
 
ただ息子は7匹を目標にしていたので、それを達成できずに号泣!
 
「もう1回やる!もう1回やる!」と泣き喚きました。
「1人1回だけなんだよ。」と説明しても、目標を達成できなかった悲しさから涙が止まりません。
 
そんな様子を見ていた小学4年生のお兄ちゃんが、「ぼくたくさん取れたからあげるよ。うちもこんなに食べきれないし。」と、バケツいっぱいに入った鮎を見せてくれました。
 
目標に届かなかった分の1匹を、ありがたく頂戴しました。
 
それでコロっと機嫌が直った息子。
 
自分でとらなくてもいいんかーいっ!と心の中でつっこみましたが、お兄ちゃんに優しくしてもらったというのも、息子にとっては大切な経験だなぁと思うことに(笑)。
 
地域の自然について学び、人の優しさに触れられた良い機会でした。
 
来年も参加したいなぁ。
来年こそ手掴みで頑張れ息子よ!
 



【自己紹介】
あい。広島→京都→雲南市(2021年より)
毎日を楽しく過ごしたい2児の母。
教育関係のお仕事をしています。