長いシリーズにお付き合いいただきありがとうございます。
遠隔下調べは、今回が最後となります。
前回までは『ふるさと島根定住財団』の企画のご紹介でしたが、今回はわたしなりの情報収集を紹介していけたらなと思います。
地域の情報を遠隔で得る方法を主にお話ししていきます。
ちょっと長くなっちゃったんですけど、最後までお付き合いいただければ嬉しいです!
【地域自主組織の活動に注目】
「気になる空き家バンク物件がある」
「この公営住宅を狙っている」
「希望の民間賃貸のおおまかな住所がわかる」
そんな方は、家の住所が該当する『地域自主組織』の名称で検索してみましょう!
SNSでの投稿や、地域住民のアンケートが発掘できるかもしれません。
Instagramやfacebookでの投稿からは、自治会や地域のお祭り、様々な活動を覗き見できるので、その地域に住むことになった時の想像がしやすくなります。
購入予定の空き家がある地域では、30〜40代の若い世代が夏祭りを企画運営されているようで、その様子を写真で垣間見ることができました。
また、「夏休みの居場所」と称して、地域の交流センター(大きめの公民館みたいなところ)に子どもたちを集め、職員さんが見守りながら子ども同士で遊ぶ…といった、地域の子育て支援をやっていることも分かりました。
夏休みだけでなく、冬休み、春休みも同様に見守り支援がされています。
時には近くの川で釣りをすることなんかもあって、子どもたちがのびのびと楽しく過ごせているのがいいなあ、と感じました。
その他にも、その地域では、住民アンケートがPDFで公開されていたのですが、そちらも本当に参考になりました。
小学校の存続について、「子どもの声が聞けるのは嬉しい」と存続を望む方もいれば、「廃校もやむなし…もっと児童数の多い学校に通わせてやりたい」など、様々な声があります。
多様な考えの方が住まう地域であることが事前に知れたので、安心できました。
「わたしが気になっている家はどの地域なの?」という方は、こちらのエリアマップをご覧ください。
地域自主組織一覧・エリアマップはこちら
https://www.city.unnan.shimane.jp/unnan/kurashi/machidukuri/jisyusosiki/self05.html
一覧に載っている『地域自主組織』の名称で、Google検索してみてくださいね。
おっと、『地域自主組織』ってなんぞや、という方が圧倒的に多いですよね。
それを知るためにも、よければこちらの記事をご覧ください。
地域自主組織の成り立ちを知ることができます。
住民が考え、動き、変わっていく。雲南で起きている“チャレンジの連鎖”とは。
https://www.hinagata-mag.com/comehere/36976
住民が地域づくりに参加できる組織、それが『地域自主組織』です。
地域の課題などを行政に伝え、要望を届ける役割を担っています。
この仕組み、住民と行政が近くてとってもいいな〜!と思うのです。
わたしも今年度から、『地域自主組織』に参加することにしました。
約一年を通して地域の行事がわかってきたし、それを企画運営するのも楽しそうだと感じたからです。
まだ具体的にどんなことをするのか、大変さはいかほどかは分かりませんが、今後その活動もコラムに書く機会があればいいなと思います。
雲南で活躍する様々な人たちを取材した記事が、先ほど紹介したリンクの画面下にはいくつも掲載されています。
雲南市はチャレンジに優しい街です。
他の記事も読んで、色々な方のチャレンジを知ることで、雲南市の新しい取り組みを受け入れるおおらかさと、活動的な雰囲気を掴んでもらると思います。
【Googleマップストリートビューで街歩き】
住まいの地域に目星がついている方には、『Googleマップストリートビュー』もぜひ活用していただきたいです。
気になる地名でストリートビューを見るのもいいでしょう。
県外にいながら、雲南の街歩きをしている気分が味わえます。
細かな操作もしやすいから、スマホではなく、大きな画面のパソコンから見るのがおすすめです。
また、Googleマップを利用して、
・スーパー
・コンビニ
・ホームセンター
・ドラッグストア
・ガソリンスタンド
・郵便局(ゆうちょ銀行)
などが、車でどのくらいの時間で行ける距離にあるかルートチェックしてみてください。
具体的な暮らしが想像しやすくなると思います!
あとそうだ!Googleマップは「航空写真」モードで見るのがおすすめですよ!
街(なんか全体的に灰色)と里山地域(すごく緑)が即座に判別できるので、土地の雰囲気を掴みやすいです。
ちなみにわたしは、車で約20分のスーパーに通っています。
最近は10日間に一度の買い出し頻度でしょうか。
災害備蓄も兼ねて、カップ麺やレトルトもなくなり切る前に買い足しています。
【銀行口座のこと】
話題に上がったのでここでちょっと、銀行の話もさせてください。
銀行口座は、都市銀行とゆうちょ銀行を持っていましたが、雲南市に来てからはゆうちょ銀行を利用することがほとんどになりました。
PayPayやクレジットカードももちろんつかえる店舗がほとんどですけど、自治会の集金や一部店舗では現金オンリーのところがあるのです。
となると現金も毎月ある程度引き落とさないといけません。
郵便局のATMなら時間帯によって無料で使えるし、各種行政や、ケーブルテレビのネット料金の引き落としにも、ゆうちょ銀行が指定できて便利でした。
こちらでは山陰合同銀行さんもメジャーな銀行なので、こちらに来て口座を作るのもいいかもしれませんね。
ただ、わたしはゆうちょ銀行で事足りています。