空き家を探す

2024年03月29日
セイセイ

移住して感じること


こんにちは。
はじめまして。セイセイ嫁のよめせいです。
今回は、主人のコラムを見て、私も書きたい!!とジャックしました。

移住して5年経ち6年を迎えていますが、そこで感じた生の声を書こうと思います。

私たち夫婦は40も超え中学生と2歳と0歳のこどもの5人で移住してきました。

無謀としか思えないこの移住に周りは大反対。
でも次男・次女として育ったわがまま頑固夫婦な私たちは、たった一度の人生を楽しみたくて雲南市に移住してきました。

雲南市は程よい田舎という言葉が合う、田舎過ぎない田舎です。
スーパーもあるし、薬局もあるし、スーパーもあるし、コンビニも。
はじめは早く閉まるスーパーやガソリンスタンドに驚き、夜何もできんやん…と思っていましたが、5年経つと夜は外出しないことが習慣になりました。
太陽とともに動くのです。
太陽が上がると目が覚めて、暗くなるとなぜか眠たくなるのです。。
絶賛夜型だった私が、健康的になりましたよ。
そうなると遅くまで開いていないお店のことも気にならなくなりました。

移住して2年後に三男を島根で出産しました。
核家族での出産。次男はまだ2歳。
コロナ化で親を呼ぶのも…と思いつつ、ご近所さんには出産することは伝えていました。
高齢出産なこともあり、急遽入院。。
当日の夜ごはんの準備だけをして入院が決まり、おうちは大丈夫かと心配でしたが、6日の入院期間にご近所さんが毎日夕飯のおかずを作って運んでくださったのです。
神。本当に感謝です。
田舎はプライバシーがないとも言うけれど、よそ者の私たちにもこんなにお世話してくれるのです。
こんなに私たちのことを気にしてくださるなんて。。
そこがまた田舎の良さだと感じています。

私が住んでいる地域は学生の人数が極端に少ない地域ではありません。
中学校で1学年3クラス。
小学校は2クラス。
保育園も0歳児から20人弱いるので、全部で100人以上の園児がいます。

正直言いますと小学校の校長先生とはまだお話したことがないのですが、中学校の校長先生も保育園の園長先生もみんなの名前がわかるんです。
保育園の園長先生においてはお休みしたこともわかってくれて、顔を見ると声をかけてくださいます。
中学校の校長先生は大体その子がどの自治会かもわかってるんです。
すごくないですか??
私はすごく驚きました。
こどもを1人ひとり見てくれている気がして安心して任せられています。

こどもを大切にしてくれると言えば、スーパーなどでこどもたちが騒いでも嫌な顔をされたことはありません。
男子3人が揃うとしつけのなってない我が子はついつい騒いでしまうことがあるのですが、私が困っていると「お手伝いしましょうか??」と言ってくれます。
本当に“ほっこり雲南”ですよ。

確かに少し情報が早いと言いますか、少し世間が狭いという感じはありますが、だからこそ人と人との距離が近く温かいです。
考え方はさまざまだとは思いますが、周りに興味を持って関わるところが私は気に入っています。

あとはこの程よく不便な感じが、家族での協力心が芽生える気がします。
何でも簡単にできないからこそ主人に頼ってしまうし、そこで愛も深まるわけです(笑)。
頻繁に飲みに行けないから主人も家にいるわけです。
そうすると家族で過ごす時間が増え、家族が仲良くなります。
こどもたちも誰か1人かけると「寂しい、寂しい」と連呼です。(いると喧嘩するのにね)

まず移住して感じることは、子育てするにはとても良く、家族で過ごす時間が増えてそれが幸せと感じることです。

※画像はやたらと家族でパーティーの図です。
 

【ライター紹介】
大阪府出身のセイセイ。
農業・田舎ぐらしに憧れて2019年の夏に大阪よりIターン。
子ども4人の父として人生初の農業に日々奮闘中!!