え、もしかして冬、終わった?
ってくらい暖かい日が続きましたね。
今年は暖冬というだけあって、このままいくと2月に雪が積もらなさそう…。
(月末寒くなる予報だけど積もるかな?)
もう一回くらい積もってほしい。
雪が積もるとテンションが上がる、雲南市民としてはレアな存在のりなぴです。
雪だるまとか作っちゃうし、とりあえず雪玉投げてみるし。
でも、積雪時に行わなければならない作業のめんどくささも知っているので、「あぁ…雪って楽しいだけじゃないよね」という現実も同時にやってきます。
今日はそんな積雪時のルーティンをお伝えします。
(もう積もらないかもなので今シーズンはこのコラムお役にたてなさそうですが(泣)。)
・前日から予測する
天気予報を見て「あ、明日積もる」と思ったら目覚まし時計を通常より30分早めます。
なぜなら、普段の朝の支度にプラスで積雪ルーティン分の時間が追加され、さらに雪道の運転に気をつけるので通勤に時間がかかるのです。
前日から積雪ルーティンを見越した動きをすると、次の日の朝、雪を見ても焦りません。これ大切です。
・前日に車のワイパーを上げておく
雪が降る・降らないに限らず冬場はワイパーを上げておくことをおすすめします。
ワイパーのゴムとフロントガラスが凍ってくっついて、劣化してしまいます。
そして、雪の重さでワイパーが壊れてしまったり、無理に動かそうとしてモーターが故障したりするのを防ぐためです。
これも前日からの予測が大切です。
天気予報を見て、降ることがわかったら、車のワイパーも上げておきましょう。
と偉そうに言っていますが、わたしはワイパー上げるの忘れがちです。
・車の暖機
「暖機」って都会の人には聞き馴染みのない言葉らしい。
暖機運転。車をあたためる作業です。
昔は車を長持ちさせるためにやる必要があるみたいですが、今の車は暖機する必要がないとか…?
ほとんどの人が暖機運転の目的はどちらかというと車のフロントガラスの氷を溶かすためにやっていると思われます。
雪が降っていない時の方がフロントガラスが凍っている説もあるので、積雪時に限らず冬はほぼ暖機の作業が出発前に入ります。
大体出発する10分前くらいかな?
・車の雪下ろし
今シーズンの積雪だと、車の上に30センチくらい積もっていたんですよね。
あれ見た朝は絶望です。
「フロントガラスだけ雪下ろして、ルーフの雪は乗っけてたままでも行けんじゃね?」と思っているアナタ!!!
絶対!!!やめて!!!!!
ルーフに乗った雪は、赤信号のたびに、下り坂のたびに、もっというとブレーキのたびに、フロントガラスへ落ちてくるのだ…。
ワイパーが動かなくなるほど勢いよく落ちてきて、最終的に目の前に真っ白な世界が広がってしまいます。
そうなったらこの世の終わりです。
ハザードを焚いて停まって、素早く雪を下ろすしかありません。
でもそんなことをしていると後ろの車はとても困ります。
だから!絶対にルーフの雪も綺麗に下ろしてから出発しようね!これ約束!
ちなみにルーフの雪を下ろす作業、身長148センチのわたしにはかなりしんどい作業です。
10分くらいかかる。
・車周辺、駐車場、車道までの道の雪かき
車道は綺麗に雪かきされていますが、自分の家の周りは自分でやらなければなりません。
幼い頃から「自分のことは自分でやる」と教えられたと思います。雪かきとはまさにその通りです。
二駆の車の場合は、車周りの除雪が必要です。
ある程度積もってしまうと(車のタイヤが半分以上隠れるくらい)、四駆でも車周りの除雪を行った方が安全です。
そして大きな道路に出るまでの道も、積雪量によっては雪かきが必要です。
ここまでやっていると、最初外に出たら「さむ!」ってなるのに、いつの間にか汗かいている。
と、積雪ルーティンを綴ってみました。
積雪する地域の暮らしがイメージできましたか?
移住先の選択肢に「雪が積もるか否か」を重要視される方をたまに対応しますが、わたし的にも雪が積もるかどうかって重要だと思います。
楽しめる方は楽しめると思うし、苦痛だと思う人も絶対いる。
毎年冬になるとライターさんたちが雪のコラムを書いてくれるので、過去記事も探ってみてぜひ参考にしてほしいです!
【ライター紹介】
りなぴ。うんなん暮らし推進課 定住企画員。
松江市出身、愛知県での修行を経て雲南市へ孫ターン。
148cmの身長からは想像できないが、狩猟免許を所持するハンター。