空き家を探す

2024年01月17日
そら豆

起業型地域おこし協力隊Seedプラン発表会を見学してきました


12月3日に雲南市役所で行われた『起業型地域おこし協力隊Seed』のプラン発表会を見学してきました。

これは、次の100年、次世代の革命をこの雲南から起こしていく方を全国から募りその方々の発表会でした。

その中で印象的だったのが、大学生の頃から雲南市と関わってこられた建築家の方の発表でした。
新しいものを建てるのではなく、そこにある建物や場所を活かして、そこに住む方々と共に新しく人と場を紡いでいける場所づくり“プレイスメイキング”というものです。

すでに木次のまちの中にその方が関わってこられた場所があることを発表で知りました。
そして、何気なく過ごしているまちに新しい風がスーッと通り抜ける感じを、知らず知らずのうちに私自身も感じていました。
 

後半には1期生活動報告もありました。
その中で雲南市大東町阿用地区にある大きな古民家をリノベーションし、『Guesthouse IKIRU(生きる)』をこの夏オープン予定の方のお話を聞くことができました。

ただ宿泊施設を経営するだけではなく、その地域に住むの方々も巻き込みながらいろいろな出会いや体験を取り入れていくそうです。
そして、そこでの出会いや経験を通じて新しい生き方を提供していきたいとのことでした。

私も「出会いと経験は財産」という言葉を自身の人生の中で大切にしていることもあり大変共感しました。

大袈裟かもしれませんが、幸せの定義や豊かさへの考え方が変わったりするかもしれません。

私もお店をやっていて思うのですが、どんな良い商品や素敵な建物だったとしても最後は人です。
一期一会、その地域で暮らす人たちや宿泊する人たちに寄り添ったゲストハウスは、間違いなく次世代を変えていけるような気がします。
 

この雲南の地から…

帰りのエレベーターの中で心がワクワクしたのを憶えています。

そして、ますます雲南が楽しみになってきました。




 

【ライター紹介】
そら豆。岐阜県出身。結婚を機に雲南市に定住。
そろそろ雲南市での生活の方が長くなります。
出雲弁検定があったら1級がもらえる自信あり。