春ですね〜
桜の開花から、木蓮やヤマツツジ、ヤマフジ…
山々を彩る花を見つけては、春を感じる今日この頃です。
先週末はみどりの桜『御衣黄』も満開となり、多くの御衣黄が植わっている三刀屋川河川敷には観光客が多く訪れていました。
見頃は少し過ぎますが、今週末16日には『御衣黄まつり』も開催されるそうですよ!
そんな春の訪れは、食からも感じられます。
そう、春の旬といえば、たけのこ!!
毎年春になるとたけのこをいただきます。
以前は祖父が山から取ってくれていましたが、祖父が亡くなった今はなかなか取りにいけず。
地域の方がとってくれたたけのこを分けてくれます。
祖母が作ってくれる山椒の葉で味付けされたたけのこは絶品です。
今年もたけのこを頂いたので、祖母が作ってくれるかと思ったのですが…
「このままあげーか?」
いやいやおばあちゃん、わたしが料理苦手な人間だとよくご存知でしょうが!
でも念の為、たけのこの調理方法を調べてみました。
アク抜きをしないといけないこと、それには米糠を使うこと、ここまでは知っています。
ただ、米糠をどう使ったらアク抜きができるか、そこがわかりません。
調べた結果、一緒に茹でたらいいそうです。
なんと簡単な。
わたしは料理に苦手意識を持ち過ぎていたようです。
(でも多分この意識は当分変わらない。何故なら強いB型の意志があるから。)
調べても結局祖母に作ってもらった甘ったれな孫はわたしです。
だって祖母が作ると美味しいんだもん。
(残念ながら今回のは山椒の葉は無しでした。でも美味しい。)
山の恵みを美味しくいただけることも、田舎暮らしの良さのひとつですよね。
↑たけのこに興味津々の我が子
ちなみに…
今年のたけのこは量が少ないらしいです。
何故なら!!!奴らが食べ漁っているから!!!
そう!奴らの名は!!!!!
イノシシ!!!!!
我が家にたけのこを持ってきてくれた地域の方は、わたしの狩猟の師匠でもあります。
「今年はイノシシが多いわ。たけのこがとれんわ。」
嘆いておられました。
山の恵み、イノシシも食べたい気持ちはわかる、わかるけれど…
食い漁って、山もダメにするのはよくないこと。
どうにかイノシシからたけのこを守りたいものです。
じゃあイノシシ捕まえてしまおう!というのも正しい意見だと思いますが、どうにか共存できないか。
獣との共存、今後も永遠のテーマとしてわたしの中で持ち続けていきたいです。
なんだかんだ結局獣害について考えてしまう、猟師は育休中のワタシなのでした。。。
【ライター紹介】
りなぴ。うんなん暮らし推進課 定住企画員。
松江市出身、愛知県での修行を経て雲南市へ孫ターン。
148cmの身長からは想像できないが、狩猟免許を所持するハンター。