空き家を探す

2022年08月18日
みのきち

車が故障したお話


こんにちは!みのきちです。
最近は暑かったり大雨が降ったり、各地で異常気象のニュースが報道され、なんだかそわそわする日々です。

ただでさえ悪天候なのに、トラブルが重なる時ってありますよね。
つい先日、想像以上の大雨が降った時。私は、大東町を抜けて松江へ向かう道中でした。
山陰といえば、しとしと降る雨のイメージがありましたが、その日はバケツがひっくり返ったような雨の日でした。
大雨は嫌いじゃないので、気持ちよさを感じながら穏やかに運転していました。 なんなら鼻歌を歌っていたくらい。
大粒の雨が、車体にバチバチと当たる音で鼻歌が掻き消えないように、鼻歌の音量も上がっていったその時。

ハンドルが急に重たくなり、アクセルも効かなくなり、乗っていた車はどんどん減速していくのです。

現場は片道1車線で、グネグネ山道に差し掛かるカーブした道。
とにかく、他の車に影響が出ないようになんとか退避できるスペースに停車することができました。

まずは二次被害を回避できホッとしたものの、どうして車が止まったのか?どうやったら動くのか?と考えられる範囲で頭をフル回転させました。
しかし、車については素人なので、変に触って壊すわけにもいかない。こんな時に、誰を頼ればいいのかとてつもなく不安になりました。

そんな時、頭をよぎったのは、車検を一度受けたことのある雲南市内の車屋さん。

車屋さんは緊急事態に来てくれるのか?もしもの時にレッカーしてくれるのか?
こんなトラブルは初めてだったこともあり、分からないことだらけでしたが、不安は後回しにし一筋の希望を抱いて車屋さんへ電話をかけてみました。

「これから行きます!」

私の慌てた説明にも、丁寧に状況を把握して対応してくださり、その一言にようやく安心することができました。

待つこと10分。未だ勢いが収まらない雨の中、颯爽とレッカー車に乗った車屋さんが登場しました。
状態を見ていただいた結果、車はすぐに動かない状態ということが分かり、そのまま整備していただくことになりました。
ずぶ濡れになりながら、対応してくださった車屋さんには頭が上がりません。
 

今回、思いもよらないトラブルに運の悪さを発揮した一方で、解決に進むスピードも早く驚きが隠せませんでした。
「都会だとトラブルの件数も多く、こんなに素早い対応ができないこともあるらしい。こうしてすぐに対応できることが田舎の良さでもあるかもね。」
事態が落ち着いた頃に車屋さんと少しお話をして、改めて雲南市に移住してよかったなと思う瞬間でした。
そんな会話から最後には、雲南市の良さや田舎だからこその大変さ、こんなことできたらいいのになという夢のお話もして、心温まるひとときを過ごしました。

こうしたトラブルはいつどこで起こるか分からないので、雲南市内の小さな繋がりをこれからもつくっていきたいなと思います。

 




【ライター紹介】
みのきち。奈良県出身、ひょんなことから2017年に雲南市へ移住。
島根に来てから登山が大好きになりました。
健康的な生活を心がけています。