空き家を探す

2022年06月03日
りなぴ

限られたアナタとの時間を大切にしたい


笹巻き。
この季節にしか食べられない、期間限定の大好物。

県外で暮らしている雲南出身の人は
「笹巻きを見ると、雲南を思い出す」
なんて言われたりするほど、地域性を感じる食べ物。



笹の葉の枚数も地域によってそれぞれ。

うちは笹の葉を6枚使いますが、他の地域では5枚だったり、4枚だったり。
でも結局出来上がりの見た目は同じような感じ。

そして毎年作っていても、毎年作り方を忘れる。
結構むずい。



先日、友人が遊びにきたので笹巻きをおやつに出してみました。

そしたらなんと、下の紐を解いて食べようとしているではないか!!!!

「ストップストップ!!!笹巻き初めて食べる!?下から解くのはもってのほか!」

少し熱が入りすぎて、厳しい口調になったことは今になって反省しています。

その人は出雲市生まれ、松江市育ちの生粋の出雲地方の人間だったので、もちろん食べ方は知っているものだと思っていました。
でも、笹巻きって家が農家とかじゃないとあまり食べる機会ないみたいですね…。
特に私たちの世代は笹巻きに触れてこなかった人が多いみたい。

私にとっての当たり前は人にとっての当たり前じゃないということをしっかり理解しようと思った事件でした。
(めちゃ反省)

ちなみに、正解の食べ方としては、上のぐるぐるから解いていきます。



皆さんは笹巻きを食べる時、きな粉派ですか?砂糖醤油派ですか?

私は砂糖醤油派です!!!

きな粉もいいんですが、笹巻きの場合は笹の香りが砂糖醤油と絶妙にマッチしていて、風味がとても良い。
もちろん砂糖醤油のお醤油は、雲南市三刀屋町の『紅梅しょうゆ』さんのお醤油。



今年初の笹巻きはペロリと食べてしまいました。

また作るか、もらえるか、買うか…。

この限られた笹巻きとの時間を大切にしたいと思った、りなぴでした。


 


【ライター紹介】
りなぴ。うんなん暮らし推進課 定住企画員。
松江市出身、愛知県での修行を経て雲南市へ孫ターン。
148cmの身長からは想像できないが、狩猟免許を所持するハンター。