空き家を探す

2021年06月09日
ひな子

わたしの固有名詞遍歴。


こんにちは、ひな子です。

突然ですが、今日は私の『固有名詞遍歴』について書いてみます。
移住者のコラムだろ!もっとためになること書いて!と言われそうですが、気にせず書きますね(笑)。


移住希望者さんに限らず、毎日いっぱいいっぱいで頑張るそこのアナタに!

フフッとなってもらえると嬉しいです。



固有名詞遍歴そのいち。
『旧姓+ひな子』※〇〇ひな子

ひなちゃんとか、そんな感じで呼ばれて大きくなりました。

このファーストステージは結婚するまで続きます。 



固有名詞遍歴そのに。
このあたりから雲行き怪しくなってきます。

結婚して、『旦那さんの名字+ひな子』※□□ひな子になる。
セカンドステージスタート!

授かり婚だったこともあり、『□□さん』にプラスして
『●●ちゃん■■ちゃんのお母さん』とあわせて二足のわらじを履くことに。 



それから数年。 
□□さんと呼ばれることにも慣れてきましたが、ずっと無くならなかった違和感。

別に名字が嫌いとかではなくて(笑)。

結婚して、名字が変わって、母親になり子どものお母さんとしてのコミュニティも広がるなか、「自分ってなんだっけ。」みたいな気持ちになることもあり、ただ言葉にできない違和感を感じていました。 

だって男の人ってずるくないですか。
(お婿さんとかはまた違うのかもしれないので一概には言えませんが)

結婚したら、職場に伝えたり保険証、通帳、免許証なんかの名義を変えんといけんくなったり、手続きがすんごく多いんです。

そして出産ともなると、自分の身体の変化も待ったなし。結構過酷。 


…話を戻します。
ここまで読んでいただいてる男性の皆さん、あなた方が悪いとか、たまには家事もせぇ、と物申したくて書いてるわけではないので、最後までどうぞ穏やかな気持ちでお読みください。 


結婚や出産などなどそれぞれのライフステージを経ても、ひとりの人間として認められたい、とかそういう気持ちってみなさんありますよね。

私も、ずっとそんな想いがありました。

『●●ちゃんのお母さん』と呼ばれることが嫌なわけじゃなかったけど、『ひな子』として生きる時間も欲しかった。

多分、□□さん、●●ちゃんママとしてのコミュニティが広がった分、『ひな子』としての活動時間が減ってたんですよね。 

だから移住すると決めたとき、移住先では必ず『ひな子』でいられるコミュニティをつくりたい!と考えていました。

地元だし。友達もおるし、新しく友達も出来るかもしれんし!『ひな子』に戻れる時間をつくるぞ!とね。 



そして移住してきて意識したのが、
『新しいコミュニティに入るときは、相手のことを下の名前で呼んでみる』ということでした。

ママ友も、ミニバスチームの保護者さんも、職場のメンバーも、もしかしたら「いきなりなんやこいつ。馴れ馴れしいな。」と思ってたかもしれんけど、みんなとても優しいので、生意気な私の作戦は成功し(笑)、下の名前で呼び合う関係性ができました。

皆さんありがとうございます。 

ただもちろん、今までもこれからも、
私は変わらず
●●ちゃん■■ちゃんのお母さんであり
□□ひな子でもあるので、
場面場面で覆面捜査官ばりにいろんな私になって生きていきます。
仮面ライダーでいうと電王です。一人多役を演じた佐藤健です。 



都会の喧騒にもまれ、自分を見失いそうになっている方、移住したからといって勝手に全てが変わるわけではないし、むしろ小さなコミュニティが息苦しく感じることもあるかもしれませんが、私はこんな感じで移住を経て自分らしくいられる時間が増えました。 

田舎って人口が少ない分、みんな一人でたくさんの役割を担って生きていて、いろいろなコミュニティでいろいろな人と関われるから楽しいですよ。 

まぁどこにいても、自分が楽しいと思える時間を確保できる生き方をするのが1番かな〜とは思いますが。 



もしここまで読んでくださった方で、当時の私みたいに、「自分ってナンダッケ?」となっている方はぜひ生意気作戦を試してみてください。※相手との距離感は自分ではかってくださいね(笑)。

そしていつかお会いすることがあれば、私とも下の名前で呼び合いましょう〜 



なんかめちゃめちゃ自分の名前が好きで固執してるやつの記事になってしまいましたが、これが私の固有名詞遍歴。(ア〇ザースカイ風に)



お読みいただきありがとうございました。





【ライター紹介】
ひな子。松江市出身、2019年春に広島から雲南市へJターン。
双子と妹、三姉妹の母。ご飯は作るより食べる方が好き。
にぎやかな家族と毎日楽しく暮らしています。