空き家を探す

2021年05月31日
りなぴ

ワタシと雲子ちゃんの出会い


よく「りなぴが雲子ちゃんを作ったんだよね?」と言われますが、雲子ちゃんは私が作ったキャラクターではありません。

どちらかというと、私は育ての親というか…雲子ちゃんのベストフレンドというか…。

雲子ちゃんの産みの母は別の方です。



今日は、そんな私と雲子ちゃんの出会いについてお話します。



 

雲子ちゃんは2014年ごろに誕生し、そのころから雲南市の市報に掲載されていたりと、雲南市非公式キャラクターとして地道に活動をしていました。

私は2018年4月より雲南市役所で働き始めましたが、当時は雲子ちゃんの存在を知りませんでした。
私を含め、ほとんどの方がその存在には気づいていなかったようです。

そんな時、市役所のある職員からこんなことを言われました。
「りなぴの実家は刺繍屋さんだったよね?雲子ちゃんのグッズが作れない?」

この一言で初めて雲子ちゃんを認識しました(笑)。

頼まれた雲子ちゃんグッズを実家の刺繍屋『光栄刺繍』に頼んで作成してもらったところ、私の母は
「この子(雲子ちゃん)は可能性があると思う。シンプルな顔でシンプルな作り。何にでもなれるからグッズ展開しやすいと思うよ!」
と、雲子ちゃんへの可能性をとても感じたそうです。

そのころの私の思いとしては
「そうかなぁ。あんまり雲子ちゃんのことを知っている人がいないのに、グッズ展開して買ってくれる人がいるのかなぁ。」
と、実はそこまで乗り気ではなかったのです。

完成したグッズを頼まれていた職員に見せると、
「可愛い!これ、たくさん作ってイベントとかで販売できないかな?」
と、母に似た反応。

もしかして、本当に雲子ちゃんには可能性があるのかも?
なんて思い始めた頃には、光栄刺繍がさまざまな雲子ちゃんグッズを作成していました。

コロナ前、雲南市では盛んにイベントが開催されていたので、雲子ちゃんグッズを販売する機会には恵まれていました。

「おもしろい名前だね」
「初めて知った!かわいいね」
「何故か惹かれる顔をしているね」

雲子ちゃんを初めて見た方々からも高評価。
どんどんグッズは売れ、雲子ちゃんの認知度も上がる。

雲子ちゃんにはとんでもないパワーがあるのかもしれない…!!!
ゆるい表情の雲子ちゃんを抱きしめ、何かを感じる私。


 

グッズも増え、雲子ちゃんの認知度も少し上がった1年後の2019年、市民活動団体『雲子ちゃんの会』を設立しました。

『かぶる雲子ちゃん』『雲子ちゃんクリアファイル』を作成し、うんなん暮らし推進課が出展する東京・大阪での移住相談会で着用したり移住希望者へ配布しました。

雲子ちゃんの会を設立した頃には、私も「雲子ちゃんには雲南市の魅力をPRするパワーがある!」と雲子ちゃんの可能性を確信していました(笑)。
雲子ちゃんに愛着も出てきて、携帯の待ち受け画面を雲子ちゃんにしたり。

2020年には『雲子ちゃんLINEスタンプ』や『雲子ちゃんポロシャツ』の作成、ケーブルテレビでのレギュラー出演など、どんどん雲南市のキャラクターとして根付いてきました。
新聞やテレビでも取り上げてもらえました!!!
 

大きな転機となったのは、雲子ちゃんポロシャツかな~。

市役所の職員に着てもらうことで、住民さんの目にも届く。
職員もポロシャツで「初めて雲子ちゃんを知った」という人もいました。
でも雲子ちゃんを知らなかった職員も購入して着用してくれています。シンプルかわいいデザインが購入の決め手になったようです。



光栄刺繍にも雲子ちゃんグッズの問い合わせが多くなったそうです。
光栄刺繍以外にも「雲子ちゃんを使いたい」という声を多く聞くようになりました。
雲子ちゃんから雲南市の魅力発信につながるのであれば、どんどんウェルカムです!!!



そんなこんなで現在も雲子ちゃんのPRに力を注いでいます。

出会った当時は雲子ちゃんに関して無関心に等しい感情でしたが、
現在では雲子ちゃん愛が溢れています。

どうか皆さん、雲子ちゃんのことを愛してあげてください。
そして、雲子ちゃんから雲南市の魅力を感じ取ってほしいです。



これからも雲南市非公式キャラクター雲子ちゃんをよろしくお願いします♪

 



【ライター紹介】
りなぴ。うんなん暮らし推進課 定住企画員。
松江市出身、愛知県での修行を経て雲南市へ孫ターン。
148cmの身長からは想像できないが、狩猟免許を所持するハンター。