空き家を探す

2021年01月25日
ちかちん

驚異の大寒波?


こんにちは、ちかちんです!
今年初めての更新、今年も皆さまよろしくお願いいたします。

年末から年明けにかけて、今年は『大寒波』が猛威を振るい各地で大雪が降り、とっても冬らしい1月のスタートを切っていましたね。

生まれてこの方〇〇年、大雪に囲まれて冬の生活をしている私から、皆様に雲南で生活するうえでの雪との付き合い方を少しでもお伝えできればなと思います。

 
今回の大雪、私の自宅では1メートル近くの積雪が確認されました。
もうね…
雪かきが大変!!

家族総出で自宅の庭の雪かきを1日に1時間×3回行いましたが…
そんな苦労をあざ笑うかのように降り積もり続ける雪。


開き直って、思いっきり遊びました!
 
雪合戦をしたり。

雪を集めて大きな「かまくら」を作ったり。
(これは私ではありません、自宅の猫と弟です)

雪の中に、思いっきり飛び込んだり。
(↑こちらは私です。ちかちんです。)

雪かきは超大変でしたが、雪遊びは超楽しい!



……なんて楽しみながら雪との生活を楽しんでおりましたが…。

まさか…あんなことになるなんて…。
 


とある日。

その日はよく雪が降っており、町の方でも2時間程度で10cmくらい積もっていました。
「早く帰ってもいいよ?」と心配してくださった職場の方。
「大丈夫ですよ!帰れんことないですけん、最後までいます!」と私。
結局いつも通り仕事を終えて、21時ごろ自宅に帰宅しようと車を出しました。


(自宅の方はきっと、もっと積もっているんだろうなぁ。)
なんて少し心配しつつ、どこか楽しみにしながら車を走らせました。


ところがそんな私の予想をはるかに超える雪。
自宅に向かうにつれて、段々雪の量が…。

雪の量が増えるにつれて、どんどん曇る私の表情。

それでもどこか安心している私。
だって私の車、雪道の通勤にって4WDにしたし?
普通車だし?
スタッドレスタイヤ履いてるし?
大丈夫っしょ!


すると。


「ぶぅぅぅぅぅぅぅうううん!!」


(えっ!?)
 

いくら踏んでも進まない車!
鳴り響く、車のエンジンの苦しそうな音!


溝にはまった…?
いや、はまらないように慎重に走っていたはず…。


恐る恐るシフトレバーを『R』に入れて車をバックさせると…。

車の前に立ちはだかる、高い雪の壁…!

雪が降りすぎて、いつの間にか車が雪に埋まってしまいました。
(言い訳すると、視界が悪かったのと「早く帰りたい!」という気持ちで、雪の量に気が付かず進んでしまいました。)


(どうしよう~(泣)。)
前に進めない以上、後進するしか選択肢がないので、そろりそろりと約1km近くバックして携帯の電波が届くところまで車を戻しました。
自宅に帰るまであと10km。
時間にして約10分の距離のところで、私は足止め状態になりました。
そこで、心配しているだろうと自宅に連絡をし、町に出てホテルを取るか…車内泊…?なんて話をしていたら。

「今から、迎えに行くから安全なところで待っとくだわ。」
と、父。
「いやいや大丈夫かよ~!?怖いけんいいよ~!」
と、私。


…でしたがさすがお父さん。

 
待つこと1時間。

遠くから軽トラのまぶしい希望の光が!
そして中から「大丈夫~?」と顔をのぞかせる、フル装備の両親。

(つ、強い…。私の両親と軽トラ…強い…!)

半分埋もれたような状態の中、迎えに来てくれました。

おかげで、時間にして約3時間(普段は30分)で無事に帰宅することができました。
本当に両親には感謝の気持ちしかありません。
生きてるって素晴らしい。
軽トラ、強い。


私の車に対するヒエラルキーの中で、軽トラが見事頂点に君臨しました。

だから田舎はほぼ必ず軽トラが、1家に1台あるのか。
軽トラ、強い。

雪、なめたらいけん。

翌日6時ごろには除雪がされ、きれいにで走りやすい道路になっていました。
楽しいことも満載ですが、改めて自然の驚異を知りました。


雲南暮らしをお考えの皆さま、冬の対策はしっかりと練っておくことをオススメします!(笑)。
車にスコップを積んだり、雪かきの道具をそろえておくなど…準備さえしておけばなんの問題もありません。



2日後。

おとなりの飯石郡飯南町の『琴引フォレストパークスキー場』にてスノーボードしてきました!

やっぱり雪は楽しい!!!(こりてない)


良いところ、悪いところを含めた雲南山域ならではの、雪のある暮らしの紹介でした。
 

【ライター紹介】
ちかちん。生まれも育ちも雲南市。
おしゃべりが大好きで、出雲弁で弾丸でトークをします。
食にたずさわる仕事をしており、特に美味しいスイーツを日々研究しています。