黄色と赤のレトロなパッケージが印象的な『木次パスチャライズ牛乳』。
雲南市民はもちろん、島根県全体で愛されている牛乳です。
雲南市の給食では毎日出てくるので、うんなんの子どもたちは舌が肥えていることでしょう。
ちなみに、もう給食が食べられない私も、毎日朝晩と飲んでいます。
東京や大阪でもファンは多く、百貨店の食品売り場などに並んでいるそう。
県外で『木次(きすき)』という地名が読める人、パスチャライズ牛乳のファン説、ある。
そんな大人気のパスチャライズ牛乳を製造するのは、『木次乳業』。
牛乳ももちろんですが、チーズやアイスクリーム、プリンなど加工品も販売されています。
また、関連会社の『奥出雲ワイナリー』では、ワインの製造・販売も行っています。
県外に行くときには、チーズとワインのセットをお土産として持っていくと、めちゃくちゃ喜んでもらえる。
何がおいしいのか。何が我々を夢中にさせているのか。
実は、雲南市民も木次乳業のおいしさの理由を知らずして飲んでいる人も。
理由は、❝牛と温度❞にありました。
木次乳業の関連牧場、『日登牧場』。
山の中に放牧され、自由に山草を食べ、のびのびと生活しています。
人間が歩くにも大変そうな山。
どうして牛たちは平気そうに歩けるのだろうか?
日登牧場で育てているのは、ブラウンスイス牛という牛で、足腰がとても強く、山地での生活に適しているそうです。
安心安全な餌を食べ、山の中で育った牛から出る生乳は、とても質の高いもの。
ここにおいしさの理由がありました。
そして、温度とは。
高温・短時間で殺菌した牛乳を製造する企業が多い中、木次乳業では低温(65℃)・長時間殺菌することで、牛乳本来のうまみが味わえる牛乳を製造。
この低温殺菌で製造した牛乳を『パスチャライズ牛乳』と名付けました。
手間と時間をかけて製造された、パスチャライズ牛乳。
製造方法にもおいしさの理由がありました。
大人から子どもまで、
雲南市民だけでなく島根県民に愛されている、
さらに都市部でも愛されている、
そんな木次乳業の製品たち。
安心安全の食にこだわる姿勢や、牛への愛、おいしさへの追求が生んだ、雲南市誇りの牛乳です。
なんだか企業見学レポートのような内容になりましたが…。
今回のコラム、私が何を伝えたかったかというと、
私が大好きな『木次パスチャライズ牛乳』のおいしさをさらに広めたい!!!!
ということでした(笑)。
飲んだことない方、ぜひ本場雲南市で飲んでみては!?
【ライター紹介】
りなぴ。うんなん暮らし推進課 定住企画員。
松江市出身、愛知県での修行を経て雲南市へ孫ターン。
148cmの身長からは想像できないが、狩猟免許を所持するハンター。